外干しで意外とつまずきやすいのが、大根の吊るし方です。乾燥が進むにつれて大根はひと回りもふた回りも縮むため、最初にきつく縛ったつもりでも途中でスルリと紐から抜け落ちてしまうトラブルが多発します。
失敗しない吊るし方の定番は、麻紐やタコ糸を使った「はさみ結び(巻き結び)」または「中心に穴を開けて通す方法」です。下茹でした大根の真ん中に菜箸などで穴を開け、そこに紐を通して結び目を作れば、縮んでも絶対に落下しません。へそ大根のように1本の長い紐に数個ずつ等間隔で連ねていくと、見た目も美しく効率よく干せます。
また、「何日経っても大根が乾かない」という失敗の原因は、ほとんどが日当たり不足と風通しの悪さにあります。大根同士が密着していると接地面からカビが発生するため、大根と大根の間隔は必ず指2本分(3〜5cm)以上空けてください。直射日光が当たり、北風がしっかりと吹き抜ける軒先やベランダの上部を選んで吊るすのが、白く綺麗な凍み大根に仕上げる秘訣です。