過酷な冒険を続ける一方で、私生活では料理研究家でタレントの森崎友紀を妻に持ち、温かな家庭を築いていることも広く知られている。地球の裏側の極限地帯で泥にまみれる破天荒な姿と、家族を支える父親・夫としての顔。この極端なコントラストこそが、人間・友寄隆英の多面的な魅力でもある。命がけのロケから無事に帰還するたび、食と命の尊さを語る彼の言葉には、家庭を持つ人間としての深い実感が滲む。
冠番組である『ナスD大冒険TV』は、単なるサバイバルの記録にとどまらず、地球規模の環境問題や少数民族の文化保全にまで踏み込んだ重厚なプログラムへと成熟を遂げた。無謀な挑戦者の目線から、異文化を敬愛する探検家の目線へ。番組が見せる色彩豊かな映像美は、冒険の定義そのものを更新し続けている。