秀樹さんと美紀さんの間には、長女・莉子(りこ)さん、長男・慎之介(しんのすけ)さん、次男・悠天(ゆうま)さんの3人の子供がいます。秀樹さんが旅立った当時、子供たちはまだ10代前半から半ばの多感な思春期でした。美紀さんは「父親の死に甘えず、自分の足で人生を歩んでほしい」と一貫して説き、子供たちを育て上げました。
なかでも大きな注目を集めているのが、2003年9月1日生まれの長男・木本慎之介さんです。幼少期からドラムを習い、高校時代にはサッカーにも打ち込んでいた慎之介さんは、父親譲りの端正なマスクと恵まれた体躯を持っています。第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストに出場して脚光を浴びた後、ボーカリストおよびモデルとして本格的に芸能界への第一歩を踏み出しました。
一部の週刊誌やSNSでは「偉大な父の二世としてのプレッシャー」が懸念されていましたが、慎之介さんは取材に対し「父の偉大さは十分に分かっている。プレッシャーから逃げるのではなく、父に恥じない表現者になりたい」と堂々と語っています。母・美紀さんは、息子の芸能活動に対して過度な口出しをせず、ステージママのように前面に出ることもありません。「自分の選択に責任を持ちなさい」という教育方針を貫いており、この絶妙な距離感こそが慎之介さんの健全なプロ意識を育んでいます。
長女と次男もすでに成人を迎え、それぞれの専門分野や学業、社会生活において堅実な道を歩んでいます。家族写真に見られる全員の引き締まった表情からは、父親を失った深い悲しみを乗り越え、確固たる自立を果たした家族の強い結束が伝わってきます。