【軍事戦術】部隊の命運を握る「側衛」とは?前衛との違いと現代戦の実態

【軍事戦術】部隊の命運を握る「側衛」とは?前衛との違いと現代戦の実態

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軍事用語における側衛(Flank Guard)とは、部隊が行軍や攻撃前進、あるいは防御行動をとる際に、主力の側方に配置されて警戒・掩護を行う部隊や任務そのものを指します。部隊編成上、正面には強力な攻撃力を集中させやすい一方で、縦隊の横腹(側面)は火力が分散しやすく、もっとも脆弱な部位となります。

戦術の基本原則において、側面の奇襲を許すと部隊全体の指揮通信系統が麻痺し、総崩れに陥るケースが戦史を見ても枚挙にいとまがありません。側衛の最大の目的は、敵の側方攻撃を早期に発見・阻止し、本隊が戦闘態勢を整えるための時間と空間を確保することにあります。単に敵を見張るだけでなく、必要に応じて自ら戦闘を仕掛けて敵足を止める実力組織としての役割を担っています。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。