ローラのハリウッド進出と現在|バイオ出演からLa生活の真相を追う

ローラのハリウッド進出と現在|バイオ出演からLa生活の真相を追う

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ローラのハリウッド映画出演作として真っ先に名前が挙がるのが、2016年12月に日本で世界最速公開された超大作アクション『バイオハザード: ザ・ファイナル』(原題:Resident Evil: The Final Chapter)です。日本発祥の人気ゲームを原作とする世界的大ヒットシリーズの最終章において、メインキャストの一角に抜擢されたというニュースは、日本国内に強烈なインパクトを与えました。

本作で彼女が射止めたバイオハザードでの役柄は、主人公アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ演)と共にアンブレラ社と戦う生存者グループの女戦士「コバルト」。鋭い眼光でマシンガンを操り、荒廃した世界を生き抜く凛とした佇まいは、日本で見せていたバラエティタレントのイメージを完全に覆すシリアスなものでした。

一方で、映画公開後にネット上で激しい議論を呼んだのがバイオハザードにおける出演時間です。実際の劇中尺を検証すると、彼女の登場シーンは合計でおよそ5分間程度。物語中盤、アンブレラ社が送り込んだアンデッドの大群を屋上から迎え撃つ防衛戦において、仲間を守るために戦い、壮絶な最期を遂げて物語から退場します。この尺に対し、SNSや掲示板では「あっけない」「宣伝で期待させすぎたのではないか」といった声が上がったのも事実です。

しかし、映画関係者の証言や当時の制作陣へのインタビューを辿ると、まったく異なる側面が見えてきます。ポール・W・S・アンダーソン監督は、彼女の鋭い身体能力とエキゾチックなビジュアル、そして何より「カメラ越しに放たれる天性の華」を高く評価し、自らキャスティングを決定したと公言しています。ハリウッド大作において、アジア系俳優が台詞付きのレギュラー戦士として名を連ねること自体が極めて狭き門であり、わずか数分間の出演であっても、クレジットに名を刻んだハリウッド進出の経緯は決して色褪せるものではありません。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。