長寿番組ゆえに、春や秋の改編期に出演者が卒業・交代するたび、ネット上では「不仲説」「制作費削減によるリストラ」「局内トラブル」といった憶測が飛び交うことがあります。しかし、業界取材および公式発表から見えてくる降板・交代の決定的な理由は、全く別の局面にあります。
最も大きな要因は、「2部制導入に伴う拘束時間の変化とアナウンス部内の世代交代サイクル」です。2020年秋の改編で番組が午前5時スタートの3時間枠へ拡大された際、出演者やスタッフにかかる身体的負担は劇的に増大しました。早朝2時台の出社を連日続ける生活は過酷を極めるため、メインキャスター以外の出演者を定期的に入れ替え、若手アナウンサーの実戦経験の場としてローテーションさせる人事戦略が取られています。
また、人気タレントやコメンテーターの降板については、舞台公演や全国区のスケジュール調整、自身のキャリアアップに伴う円満卒業が実情です。改編直後はSNS上で「おは朝の雰囲気が変わって寂しい」「前のメンバーが良かった」といったロスを訴える投稿が目立ちますが、数ヶ月後には新たな掛け合いが定番化していくのが45年間繰り返されてきたパターンです。