Q1:昔は何ともなかったのに、大人になって急に納豆で気持ち悪くなるのはなぜですか?
A1:加齢やストレス、胃腸炎などをきっかけに胃粘膜の消化能力や酵素(ジアミン酸化酵素)の分泌が低下し、ヒスタミンや食物繊維をスムーズに処理できなくなることがあります。また、成人後にクラゲ刺症などを経て「ポリガンマグルタミン酸」に対するアレルギーを獲得してしまった場合も、ある日突然症状が現れるようになります。
Q2:豆腐や豆乳は平気なのに、なぜ納豆だけ吐き気や胃痛が起きるのですか?
A2:豆腐や豆乳には含まれず納豆にのみ存在する「ポリガンマグルタミン酸(ネバネバ成分)」に対する特異的なアレルギー反応が最も疑われます。また、発酵の過程で増えるヒスタミンや、生きた納豆菌そのものが胃酸分泌を刺激している可能性も考えられます。
Q3:納豆を食べた後に吐き気が出た場合、市販のアレルギー薬を飲んでもいいですか?
A3:ヒスタミン不耐症や軽度の蕁麻疹であれば抗ヒスタミン薬で症状が緩和されるケースもありますが、自己判断での服用は根本的な原因の特定を遅らせます。特に呼吸困難、めまい、激しい腹痛を伴う場合は、アナフィラキシーショックの危険があるため、薬を飲むよりも一刻も早く救急医療機関を受診してください。
Q4:アレルギー検査で「大豆陰性」と出れば、納豆を食べ続けても安全ですか?
A4:安全とは言い切れません。通常のアレルギー検査で調べる「大豆」の項目は、納豆特有のポリガンマグルタミン酸を検出できません。大豆が陰性であっても納豆アレルギーである症例は数多く報告されています。症状が続く場合は、アレルギー専門外来で「納豆そのものを使った検査(プリックテスト等)」が受けられないか相談してください。