ちびキャラのプロポーションを決定づけるのが頭身比率です。制作目的に合わせて「2頭身」か「3頭身」かをあらかじめ確定させておくことで、作画の迷いを根本から排除できます。
ちびキャラ2頭身黄金比は、頭部と胴体+足の比率を「1:1」に設定するのが基本です。さらに体部分を細分化すると「胴:足=1:1」となり、全体の高さに対して「頭(50%):胴(25%):足(25%)」の配分になります。アクリルキーホルダーや缶バッジなど、小さなグッズでもキャラクターの個性が一目で伝わる記号性の高さが特徴です。
対してちびキャラ3頭身バランスは、「頭(33.3%):胴(33.3%):足(33.3%)」を基準としつつ、足の長さをわずかに強調(頭1:胴0.8:足1.2など)することで、躍動感のあるポーズや武器を持たせるアクション描写に適した設計になります。
作画を始める際のSDキャラアタリの取り方としては、頭部を「大きな真球」、胴体を「角を丸めた台形(洋梨型)」、手足を「先端に向かって太くなる円柱」として立体で捉えるのが鉄則です。二次元の輪郭線から描き始めず、粘土細工を組み合わせる感覚で立体ブロックを配置します。