趣里の過去の恋愛史を語る上で避けて通れないのが、2013年に芸能界を揺るがした元カレ・田島優成(現・田島亮)との熱愛および破局劇です。当時22歳だった趣里と、期待の若手俳優として脚光を浴びていた田島は、2012年の舞台『黄色い叫び』での共演をきっかけに交際へと発展しました。
女性週刊誌などの取材によると、二人は趣里が一人暮らしをしていたマンションで同棲生活を開始。当時は父・水谷豊も公認の仲と囁かれ、将来を見据えた真剣交際として順風満帆に見えました。しかし、その関係は2013年4月に起きた前代未聞のトラブルによって突如として崩壊を迎えます。
田島が出演予定だった舞台『効率学のすすめ』の東京・新国立劇場公演において、田島が寝坊により劇場へ現れず、開演直前にして公演が全面中止という事態に発展したのです。客席に座っていた観客への払い戻しや関係各所への損害は計り知れず、若手俳優としての信用は一夜にして失墜しました。
この大失態の背景として、前夜に趣里のマンションに宿泊していたことが報じられたため、世間のバッシングは同棲生活そのものにも波及。厳格なプロフェッショナル意識を持つ父・水谷豊が激怒したとも伝えられ、責任を重く受け止めた田島は芸能活動を休止し、所属事務所を離脱することとなりました。
同棲マンションの解約とともに、二人は完全に破局。舞台人としてのプロ意識を何よりも重んじる趣里自身にとっても、愛するパートナーの無責任な行動と、自身の実家まで巻き込んだ騒動は深い精神的傷跡を残す結果となりました。この手痛い挫折こそが、その後の趣里を「恋愛よりも圧倒的な演技力の確立」へと向かわせる大きな転換点となったのです。