テーピングの最大の弱点は「水に濡れると端から剥がれて不衛生になること」と「貼る時間帯の管理」です。日々の家事や休息時間を快適に過ごすためのプロのテクニックを抑えておきましょう。
まず、炊事や水仕事を行う際の指のテーピング防水対策として最も実用的なのは、「キネシオロジーテープの上から極薄の防水フィルムテープをひと巻き重ねる」二層構造です。あるいは、水仕事の間だけ医療用ゴム指サックやシリコン製の指サポーター(第一関節おすすめモデル)をすぽっと被せ、作業が終わったら外すという運用にすると、テープを1日に何度も巻き直す手間とコストを劇的に削減できます。
一方で、強く注意を促したいのが第一関節テーピングの就寝時の注意点です。「寝ている間も痛むから」とテーピングを強く巻いたまま眠ってしまうと、夜間の血流低下と相まって指先がうっ血(チアノーゼ)を起こしたり、寝具との摩擦で皮膚が擦れて重度の接触皮膚炎を引き起こす危険性があります。就寝中は原則としてテープを剥がして指を休めるか、どうしても固定が必要な場合は、締め付けのない通気性の高い筒状ネットサポーターや、皮膚刺激の極めて少ない低刺激ゲル粘着テープを緩めに巻く程度にとどめてください。