こうした一連のプロジェクトの基盤を支えているのが、法人組織としての株式会社さかのうえ家である。ボランティア頼みの不定期な運営から脱却し、専従スタッフを正社員として雇用することで、安定した飼育環境とプロ意識の高いケアを実現した。
芸能界という過酷な世界で長年実績を積み上げてきた経営感覚が、組織の細部にまで注ぎ込まれている。スタッフの労務管理や動物愛護・保護活動にかかる固定費の可視化など、エンターテインメント業界で培ったプロジェクト推進力が、これまで停滞しがちだった保護活動の課題を次々と打ち破っている。