受診すべきか迷った際は、主観的な感情だけでなく「期間」と「生活への影響度」という客観的な指標で状態を見極めることが基本です。医学的には、気分の落ち込みや身体の変調が「2週間以上ほぼ毎日続いているか」が大きな分かれ目となります。
まずは以下の項目を振り返ってみてください。当てはまる数が多いほど、専門医への相談が推奨されます。
【うつ病・適応障害の初期症状セルフチェック】
・これまで楽しめていた趣味や好きなことに全く興味が湧かない
・十分な睡眠時間を取っても疲れが取れない、または寝付けない・早朝に目が覚める
・仕事や家事で単純なミスが急増し、集中力や決断力が著しく落ちた
・食欲が極端に落ちて体重が減った、あるいは過食してしまう
・「自分が悪い」「消えてしまいたい」という自責の念や強い焦燥感が消えない
・頭痛、めまい、動悸、胃の不快感など自律神経失調症の症状が検査をしても原因不明と言われた
これらに加え、欠勤や遅刻が増えるなど日常生活や業務の遂行に具体的な支障が出ている段階であれば、すでにセルフケアの限界を超えています。無理を重ねる前に受診を決断することが、長期離脱を防ぐ鍵となります。