熱帯地域原産のフィカス類にとって、日本の冬は過酷な試練となります。冬になると急に葉が落ちる場合、その大半は「寒さ」と「日照不足」のダブルパンチによるものです。
ゴムの木の耐寒温度はおおむね最低5℃〜8℃以上(品種によっては10℃以上)が目安です。日中は日当たりの良い窓辺に置いていても、夜間の窓際は外気と変わらないほど冷え込みます。夜間は必ず部屋の中央や床から少し高い位置へ移動させ、冷気から守る防寒対策を講じてください。
また、冬場の落葉対処法として見落としがちなのが空気の乾燥対策です。暖房器具を稼働させる冬のリビングは湿度が30%以下に落ち込むことも珍しくありません。湿度が極端に下がるとハダニなどの害虫が発生しやすくなり、葉がかすり状に白くなって落葉を早めます。定期的に霧吹きで葉の表裏に水を吹きかける「葉水(はみず)」を行い、湿度を補給してあげることが冬を乗り切る決め手になります。