台所に立つ時間がわずか5分でも、身体の内側からじんわりと温まり、胃壁を包み込むような自家製レシピを2品紹介します。出汁のうま味が自律神経の緊張を解きほぐし、弱った消化器官を力強く目覚めさせます。
レシピ1:生姜と卵のふわとろ出汁スープ(調理時間:4分)
とろみをつけることでスープが胃の中に長くとどまり、胃酸から粘膜を優しく保護します。生姜のジンゲロールが血行を促進し、胃腸の蠕動運動を正常化させます。
【材料(1人分)】
・水:250ml
・白だし:大さじ1(または和風顆粒だし小さじ1/2と塩ひとつまみ)
・おろし生姜(チューブ):1cm程度(ごく少量に抑えて刺激を防ぐ)
・水溶き片栗粉:片栗粉小さじ1+水小さじ2
・卵:1個(しっかりと溶きほぐす)
・絹ごし豆腐:1/4丁(スプーンですくって一口大に)
【作り方】
1. 小鍋に水、白だし、おろし生姜、豆腐を入れて火にかけ、ひと煮立ちさせます。
2. 火を極弱火にして、水溶き片栗粉を回し入れ、全体をゆっくりかき混ぜてしっかりとろみをつけます。
3. 再び中火にしてスープを沸騰させ、菜箸を伝わせるように溶き卵を細く流し入れます。卵がふわっと浮き上がったらすぐに火を止め、蓋をして30秒蒸らせば完成です。
レシピ2:くたくた煮込み梅おろしうどん(調理時間:6分)
冷凍うどんをあえて長めに煮込み、グルテンの網目構造を崩して消化性を最大化させた一品です。梅干しの酸味は唾液の分泌を促しますが、刺激になりすぎないよう果肉を少量スープに溶かし込みます。
【材料(1人分)】
・冷凍うどん:1玉(細麺タイプが望ましい)
・水:300ml
・めんつゆ(3倍濃縮):大さじ2
・大根おろし:大さじ2(できればジアスターゼが生きているすりたて)
・梅干し:1/2個(種を取り除き、包丁で叩く)
【作り方】
1. 鍋に水とめんつゆを入れて沸騰させ、冷凍うどんをそのまま投入します。
2. パッケージに記載された標準茹で時間よりも2〜3分長く弱中火でグツグツと煮込み、箸で持ち上げると麺が切れそうになるくらい柔らかくします。
3. 器に盛り付け、大根おろしと叩いた梅干しを添えます。麺をしっかり噛み、大根おろしとスープを一緒にすするようにして召し上がってください。