話は1990年代の沖縄へと遡る。当時、若き才能がひしめき合っていた沖縄アクターズスクールで、類まれなリズム感と歌唱力を見出された幼き日の二人。メインボーカルとしての「DAICHI」と、抜群のセンスでグループを支えた「HIKARI」。1997年のデビューシングル『パラシューター』のヒットで一躍全国区のスターとなった彼らは、大人顔負けのスキルと無邪気な笑顔で日本中を席巻した。
だが、華やかなスポットライトの裏には、子どもゆえの過酷な日常と葛藤があった。変声期による一時活動休止という大きな試練を経験した少年と、グループ活動の終焉を経て自身の居場所を模索し続けた少女。幼少期に共有した「本気で表現と向き合った日々」は、その後の二人の人生において、決して揺らぐことのない太い芯となった。