『Love Rainbow』の作詞はelmina、作曲は嵐の数々の名曲を手掛けてきたyouth caseが担当しました。youth caseといえば、『One Love』『Season』『Step and Go』など、嵐の叙情性と普遍的なポップネスを見事に融合させる稀代のメロディメーカーです。本作においても、一度聴いたら忘れられないストリングスのイントロと、青空へ突き抜けるようなサビのメロディラインが見事な完成度を誇っています。
ドラマ『夏の恋は虹色に輝く』で松本潤が演じたのは、偉大な名優の父親を持つ二世俳優・楠大雅。世間からのプレッシャーやコンプレックスに苦悩しながらも、竹内結子演じる訳ありの年上女性・北村詩織との出会いを通じて、一人の人間として、表現者として自立していく成長譚でした。
歌詞に登場する「風が通り抜けた 坂道」や「巡り会えた奇跡」といったフレーズは、単なる男女の甘い恋愛描写にとどまりません。自分自身の殻に閉じこもっていた主人公が、他者との真摯な対話を通じて心の曇りを晴らし、「自分だけの虹」を見つけ出す自己再生のプロセスが鮮やかに投影されています。色彩豊かな言葉選びは、心理学的にもポジティブな感情を喚起するカラーセラピー的な役割を果たしており、リスナーの日常に寄り添う応援歌としての強度を持っています。