Q1:換気扇の異音を放置すると火事になる危険は本当にあるのですか?
A1:極めて現実的なリスクです。ベアリングの焼き付きによってモーターがロックすると、拘束された電気回路に過大電流が流れ続け、異常過熱を引き起こします。周囲に溜まったホコリや調理油に引火して建物火災に至った事故は、消防庁や製品評価技術基盤機構(NITE)により毎年多数報告されています。異音が出ている状態で換気扇を連続稼働させ続けるのは絶対に避けてください。
Q2:換気扇の回転軸に市販のクレ5-56などを吹きかけても良いですか?
A2:厳禁です。一般的な防錆浸透油スプレーは揮発性成分を含んでおり、モーター内部の放電火花によって引火・発煙する危険性があります。さらに、本来必要な内部グリスを洗い流してしまい、数日後には以前よりも激しい摩擦異音を引き起こす原因になります。家庭用換気扇の密閉モーターへ安易にスプレーを吹きかける行為は行わないでください。
Q3:賃貸アパートで換気扇がうるさいのですが、自分で業者を呼んで交換しても良いですか?
A3:勝手に業者を呼んで交換してはいけません。賃貸物件の設備は貸主の所有物であり、無断で手を加えると契約違反や原状回復費用の全額請求トラブルに発展します。必ず最初に管理会社または大家へ連絡し、「異音がひどく故障の疑いがある」と伝えてください。通常損耗や経年劣化であれば、貸主側の費用負担で点検・交換が行われます。
Q4:換気扇の寿命は何年ですか?10年を超えたら掃除しても直りませんか?
A4:換気扇の標準的な耐用年数は約10年〜15年です。10年を超えている場合、モーター内部のベアリング摩耗やコンデンサーの劣化など、機械的・電気的な寿命を迎えている可能性が極めて高くなります。汚れを落とすことで一時的に風切り音が小さくなることはあっても、軸受け自体の摩耗による異音は清掃では修復できません。安全面からも本体交換を推奨します。