優れた安全性を誇る新表飛鳴(新ビオフェルミンS)ですが、情報が拡散する過程でいくつかの盲点や誤解も生じています。健康被害を防ぎ、正しい恩恵を享受するために知っておくべきリスクファクターを検証します。
まず検証すべきは副作用の懸念です。新ビオフェルミンSは医薬品ではなく指定医薬部外品に分類されており、副作用のリスクは極めて低い製剤です。主成分は健康なヒトの腸内に生息する善玉菌そのものであるため、化学合成された下剤のように腸壁を無理やり刺激して痙攣性の腹痛を起こす心配はありません。しかし、「菌を補うだけだからリスクはゼロ」と過信するのは危険です。
添付文書を精査すると、添加物として乳糖水和物が使用されている点に留意する必要があります。重度の乳糖不耐症を持つ方や、牛乳由来の成分に対して強いアレルギーを示す体質の場合、服用によって逆にお腹がゴロゴロ鳴ったり、下痢を誘発したりするケースが稀に報告されています。また、体質に合わない善玉菌を急激に大量摂取した初期段階において、一時的な腹部膨満感やガスの増加を感じる人も存在します。服用を1ヶ月以上継続しても症状が改善しない場合は、単なる腸内環境の乱れではなく、過敏性腸症候群(IBS)や器質的な腸疾患が隠れている恐れがあるため、漫然とした服用を中止して消化器内科を受診しなければなりません。
もう一つの深刻な問題が、越境ECやフリマアプリにおける並行輸入品・転売品のリスクです。「海外版の新表飛鳴のほうが成分が濃い」「特別な乳酸菌が入っている」といった虚偽の広告文句で高額転売する悪質な事例が報告されています。前述の通り主成分は同一であり、不衛生な環境で保管された転売品や、偽造品の混入リスクを冒してまで個人輸入・並行輸入品を購入する医学的メリットは一切ありません。日本の正規ドラッグストアや正規の通信販売で、適正価格の「新ビオフェルミンS」を購入することが唯一無二の安全策です。