太陽光発電はやめたほうがいい?後悔する理由と2026年の収支の真相

太陽光発電はやめたほうがいい?後悔する理由と2026年の収支の真相

太陽光発電はやめたほうがいい?後悔する理由と2026年の収支の真相とは一体何なのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。

経済産業省の調達価格等算定委員会が公表した資料によると、住宅用太陽光発電(10kW未満)の平均システム費用は、2025年から2026年にかけて1kWあたり約28.9万円前後で推移しています。一般的な住宅に設置される容量である4kWから5kWのシステムを導入する場合、適正な設備工事費用の相場は約115万〜145万円となります。

しかし、実際のトラブル現場を取材すると、相場を大きく逸脱した250万〜300万円規模の請求書が存在します。ここに「元が取れない真相」のカラクリが潜んでいます。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価システム初期費用(5kW)144.5万円(経産省統計基準)28.9万円/kW前後訪販業者による200万円超の見積もりは明確な危険信号。FIT買取価格(10kW未満)15〜16円/kWh(2025〜2026年指標)2012年:42円/kWh「売電収入で稼ぐ」思考は破綻。「買電抑制」が投資の主軸。家庭用買電単価(目安)31〜38円/kWh(再エネ賦課金含む)燃料費調整額等で上下動発電した電気を自分で使えば、売電の2倍以上の経済価値を創出。パワコン交換費用(1回目)20万〜40万円(設置後10〜15年)本体+交換工事費一式収支計画から除外されがちな最重要メンテナンス費用。初期費用回収年数9〜13年(適正価格導入時)高額契約時は18〜20年以上相見積もりと自治体補助金の有無で回収期間が4〜5年変動。

業者が提示する「太陽光発電の収支シミュレーションの罠」には注意が必要です。日照条件が常に最高レベルである前提で試算されていたり、年0.5〜1%程度進行する太陽光パネルの経年劣化(出力低下)が完全に無視されていたりする書類が現場では平然と使われています。雨天や曇天の日数を厳しめに見積もった現実的な数値で再計算すると、投資回収に15年以上かかり、設備寿命とほぼ同じ期間を費やす計算になるケースが後を絶ちません。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。