コンタクトが目の裏に入った?噂の真相と安全な緊急対処法を徹底解説

コンタクトが目の裏に入った?噂の真相と安全な緊急対処法を徹底解説

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大手知恵袋サイトやSNSの投稿を分析すると、深夜にレンズを見失ったユーザーが「爪を立ててまぶたの裏をまさぐった」「ピンセットを目に入れようとした」という背筋の凍るような体験談が無数に見つかります。しかし、コンタクト目の裏自力で取る危険性は極めて高く、眼科の救急外来における受診理由のワースト上位にランクインしています。

実際に、過去に海外の医学誌『British Medical Journal(BMJ)』で大きく報道された著名な症例があります。英国の病院で白内障手術を控えていた67歳の女性の目の中から、なんと27枚もの使い捨てコンタクトレンズが重なり合って発見されたという事例です。患者本人は軽度の乾燥感と異物感しか自覚しておらず、失くしたと思い込んだレンズが長年にわたり上まぶたの奥(結膜円蓋部)に蓄積し、粘液で青みがかった塊を形成していました。

この英国の症例が証明しているのは、「どれほど大量に放置されても眼球の裏側には行かない」という構造の証明であると同時に、「人間の目は慣れや感覚麻痺によって異物を見過ごしてしまうことがある」という恐ろしい事実です。自力で取れないからといって指先で結膜をかき回すと、感染症や角膜混濁を招き、回復に数週間から数か月を要する重篤な後遺症を残しかねません。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。