富山県西部の交通結節点である砺波市において、冬季の移動を左右するのが砺波市道路ライブカメラの映像です。とりわけ朝夕の通勤時間帯や大雪警報発令時、現地の路面が「圧雪」なのか「シャーベット」なのか、あるいは「完全凍結」しているのかを直前に見極める作業は事故回避に直結します。
県内の大動脈である国道156号ライブカメラ砺波エリア(太郎丸交差点や油田周辺など)では、高岡方面や南砺方面へと行き交うトラックや一般車で終日交通量が多く、ひとたびスタック車両が発生すると大規模な立ち往生へ発展しかねません。国土交通省富山河川国道事務所が配信する高解像度カメラでは、白線の見え具合や車輪が巻き上げる水煙・雪煙の立ち方から、砺波市積雪路面状況を克明に読み取ることができます。
さらに、広域移動の要所である北陸自動車道砺波IC現在の状況確認には、中日本高速道路(NEXCO中日本)の「アイハイウェイ(i-HIGHWAY)」が威力を発揮します。砺波IC前後の本線上に設置されたカメラ映像からは、降雪強度だけでなく、路面への凍結防止剤散布作業の有無や除雪車の稼働状況が手に取るように分かります。金沢・小矢部方面から富山市内へ抜ける際、平野部で降雨であってもインターチェンジ付近から急激に吹雪へ変わる局地気象が頻発するため、ランプウェイ進入前の確認が鉄則です。
加えて、石川県金沢市と富山を結ぶ抜け道として交通量が多い国道359号砺波市道路状況も見逃せません。砺波市頼成新町周辺から県境の山間部にかけては標高が上がり、気温が急降下するため、市街地が湿潤路面であっても峠の手前で完全なミラーバーンと化しているケースが多発します。県が管理する監視ポイントの映像をチェックし、勾配区間の渋滞列や吹きだまりの発生を事前に察知することが求められます。