雨の日であってもエネルギーを消費し、運動習慣を途絶えさせないための解決策は既に確立されています。その代表格が、雨の日ウォーキング代用室内運動として定着した室内ステッパーの導入と、公共・商業インフラを活用したモールウォーキングです。
雨の日ウォーキング室内ステッパー代用が優れている最大の理由は、その驚異的な運動効率にあります。油圧シリンダー式のステッパー(ツイストステッパーなど)は、下半身の筋肉(大腿四頭筋、大臀筋、ふくらはぎ)を持続的に刺激し、運動強度は約4.5〜5.5METs(メッツ)に達します。これは平地を普通速度で歩くウォーキング(3.0〜3.5METs)を大きく上回り、同じ40分間の運動であっても約1.2倍〜1.5倍のカロリーを消費可能です。さらに、着地衝撃が地面の歩行と比べて極めて小さいため、膝や股関節に不安を抱える人にとって理想的な代替手段となります。
一方、自宅に器具を置くスペースがない人や、外の空気を吸いながら長距離を歩きたい人にとってのオアシスが、雨の日ウォーキングショッピングモール場所の活用です。イオンモールやららぽーと、アリオなどの大型複合商業施設では、地域住民の健康増進を目的とした「モールウォーキング」が公式に推進されています。
例えば、イオンモール各店では館内の床面に距離表示(1周約800m〜1.5km)や案内サインが整備されており、オープン直前の早朝時間帯からコースを開放している店舗も多数存在します。モールウォーキングの利点は、完全な空調管理による熱中症や低体温の予防、フラットで滑りにくい床面環境、防犯カメラやAEDの完備といった安全性にあります。ウインドウショッピングを兼ねながら歩くことで、認知的な退屈さを感じることなく自然と8,000〜10,000歩を稼ぐことができます。