水酸化物イオンの化学式はなぜOh⁻か?価数と仕組みの真相を徹底解説

水酸化物イオンの化学式はなぜOh⁻か?価数と仕組みの真相を徹底解説

水酸化物イオンの化学式はなぜOh⁻か?価数と仕組みの真相を徹底解説についての疑問解決ガイドをご紹介します。

定期試験や入試問題において、水酸化物イオンを含む化合物は頻出の論点です。特に「電離式」において水酸化物イオンが何個生じるかという係数関係は、中和滴定の計算などで致命的な失点源になりやすい箇所です。代表的な物質の化学式と電離式、注意すべきポイントを一覧表にまとめました。

物質名化学式と電離式塩基の価数と電離度編集部の見解・試験対策メモ水酸化ナトリウム
(苛性ソーダ) 化学式:NaOH
電離式:NaOH → Na⁺ + OH⁻ 1価の強塩基
電離度:約1.0(完全電離) アルカリの絶対的基準。潮解性を持ち空気中の水分とCO₂を吸着する特性は記述問題でも頻出。水酸化カリウム
(苛性カリ) 化学式:KOH
電離式:KOH → K⁺ + OH⁻ 1価の強塩基
電離度:約1.0(完全電離) NaOHとほぼ同様の性質を示す。電池の電解液や石けんの製造原料として工業的にも重要。水酸化カルシウム
(消石灰) 化学式:Ca(OH)₂
電離式:Ca(OH)₂ → Ca²⁺ + 2OH⁻ 2価の強塩基
溶解度は小さいが溶けた分は強電離 飽和水溶液は「石灰水」。二酸化炭素を通すと炭酸カルシウムが沈殿して白濁する定番の実験材料。水酸化バリウム 化学式:Ba(OH)₂
電離式:Ba(OH)₂ → Ba²⁺ + 2OH⁻ 2価の強塩基
電離度:約1.0(高溶解度) 硫酸(H₂SO₄)との中和滴定実験で、水に溶けない硫酸バリウム(BaSO₄)の白色沈殿を生じることで有名。水酸化銅(II) 化学式:Cu(OH)₂
電離式:水にほぼ不溶 2価の弱塩基
沈殿形成(青白色) 金属イオンの分離操作で頻出。アンモニア水を過剰に加えると深青色の錯イオンとなって再溶解する。
佐藤 大輔
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佐藤 大輔

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