海溝型の巨大地震だけでなく、私たちの足元に潜む内陸活断層の脅威からも目を背けることはできません。日本列島には確認されているだけでも2,000カ所以上の活断層が存在しています。
国が公開している活断層危険度マップ(地震動予測地図)を参照すると、都市部を貫く主要断層帯――例えば「糸魚川―静岡構造線断層帯」「中央構造線断層帯」「三浦半島断層群」「生駒断層帯」などは、いずれも今後数十年のうちに活動期に入るリスクが指摘されています。内陸型地震は震源が浅いため、マグニチュード6クラスの中規模であっても、直上では震度6強から震度7の壊滅的な揺れを引き起こします。
自分が暮らす地域、あるいは職場や学校がある場所がどの断層帯の上に位置しているのか、液状化リスクや土砂災害警戒区域に該当していないかをハザードマップで把握しておくことは、もはや現代日本を生きる上での必須教養と言えます。