赤い小さな虫といえば、園芸や家庭菜園の害虫として知られる「ハダニ(カンザワハダニなど)」を思い浮かべる方もいるかもしれません。しかし、ハダニとタカラダニの違いは、生息場所や生態を見れば一目瞭然です。
ハダニは体長0.5ミリ前後とタカラダニよりさらに小さく、主に植物の葉の裏に寄生して植物の汁を吸います。葉に白い斑点ができたり、クモの巣のような糸を張ったりするのが特徴です。植物を枯らす原因になるため、園芸用のハダニの駆除方法としては葉水を与えたり専用の殺ダニ剤を散布したりする対処が取られます。
対してタカラダニは、植物ではなくコンクリート面やブロック塀、レンガなどを好んで単独で歩き回ります。糸を吐くこともなく植物を枯死させる心配もありません。「植物の葉にいるのがハダニ」「コンクリートやベランダの床を歩いているのがタカラダニ」と見分けると確実です。