Q1:基礎体温がガクンと下がらない周期は、排卵していないのでしょうか?
A1:いいえ、排卵していないとは限りません。体温が明確に下がる現象(陥没)がグラフに現れる人は全体の2〜3割程度です。体温が最低にならずに低温期からそのまま高温期へ移行するケースも多く、その後の高温期が10〜14日間しっかり維持されていれば、正常に排卵が行われたと判断できます。
Q2:低温期から高温期への移行に3〜4日かかります。排卵日はいつになりますか?
A2:徐々に体温が上がる「階段型」の場合、低温期の最終日付近で排卵しているケースと、体温が上がりきった付近で排卵しているケースの双方が考えられます。基礎体温単体での排卵日特定が困難な典型例であるため、頸管粘液(おりもの)の変化や排卵検査薬を併用し、体温が上がり始める前からの数日間に複数回のタイミングを取ることが有効です。
Q3:排卵検査薬で陽性が出たのに、基礎体温が3日経っても上がりません。異常でしょうか?
A3:LHサージが起きて排卵がなされても、黄体ホルモンが十分に分泌されて体温中枢が反応するまでに2〜3日程度のタイムラグが生じることがあります。ただし、何日経ってもまったく体温が上がらない場合は、卵胞が破裂せずに残ってしまう「黄体化未破裂卵胞(LUF)」や無排卵の可能性があるため、婦人科で超音波検査を受けることをおすすめします。