世界のエンターテインメント業界において、動物の出演に対する議論は尽きない。そうした時代の要請に対し、現場では動物福祉(アニマルウェルフェア)に基づいた徹底的な飼育環境の改革が進められてきた。
専任の獣医師やトレーナーによる日々の細やかな健康管理はもちろん、力による調教ではなく、日々の愛情とコミュニケーションによって築かれた信頼関係がパフォーマンスの基礎となる。ステージ上で躍動する動物たちの姿は、恐怖によって動かされているのではなく、パートナーとして人間とともに舞台を楽しんでいるかのような生き生きとした表情を見せる。