この視覚的インパクトを音楽と融合させ、世界規模の流行へと押し上げた最大の立役者が、5人組ハードロックバンドのBAND-MAIDだ。メイド服というクラシカルな衣装を身に纏いながら、重厚で技術力の高いハードロックを鳴らしきる落差は、海外のロックファンに強い衝撃を与えた。
バンドの発起人であり、ギター&ボーカルを務める小鳩ミクが見せるビジュアルと圧倒的なパフォーマンスは、「可愛い」の枠組みを完全に壊してみせた。彼女たちのライブ映像やプロモーションビデオがYouTubeを通じて世界中に拡散されると、欧米の音楽ファンやファッションフリークからは「強烈にクールだ」と絶賛の嵐が巻き起こった。メイド服は媚びるための衣装ではなく、ステージで闘うための勝負服であることを彼女たちは実証したのだ。