今回の楽曲制作にあたり、ロンドンの伝統あるスタジオでフルオーケストラとのレコーディングが敢行された。重厚なストリングスと管楽器の響きの中に、鋭く切り込むエレキギターと澄み渡るヴォーカル。異色とも思えるこの組み合わせが、かつてないスケール感を生み出している。
大森のハイトーンボイスは、オーケストラの怒涛のダイナミクスに埋もれることなく、聴き手の胸の奥深くへとまっすぐに飛び込んでくる。単なる映画の背景音楽ではない。一曲を通じて一つの壮大な物語が完結するような展開美に、試写会を訪れた海外のクリエイターたちからも惜しみない賛辞が送られた。