建築資材へのこだわりも規格外だ。建物の骨組みや内装には、日本国内から厳選された樹齢数百年の貴重な木材や無垢材が贅沢に使用されているとされる。コンクリートとガラスで構築された近代的モダン建築とは一線を画し、足を踏み入れた瞬間に木の香りと暖かみが広がる空間だ。
さらに外構や庭園には、全国各地から運ばれた巨石が配置されており、時間が経つほどに苔がむし、風合いを増していく。関係者によれば土地の取得費用を含めた総工費は数億円規模にのぼると推測されているが、それは成金的な贅沢のためではなく、何世代にもわたって受け継がれる本物の質感を追求した結果にほかならない。