島根を出発して首都圏へと向かう「上り列車」は、出雲大社周辺の観光や山陰出張を夕方までフルに楽しんだ後に乗車できるダイヤ構成が特徴です。都内には平日の朝ラッシュが始まる直前の7時08分に到着するため、そのまま出社や首都圏での朝一番のアポイントに直結できるビジネス特急としての側面も持ち合わせています。
サンライズ出雲上り時刻表の起点は、夕暮れの出雲市駅(18時55分発)です。宍道湖の夕景をかすめながら米子を通り、中国山地を越えて夜の岡山駅へと向かいます。上り列車においてもサンライズ出雲岡山駅連結切り離し時刻は決定的な瞬間です。岡山駅には22時30分に到着し、高松からやってくるサンライズ瀬戸の到着を待って連結作業を実施。両列車が固く結ばれたのち、22時34分に14両編成の堂々たる姿で発車します。
ここで特筆すべきは、上り列車のみが持つ最大の強みである「関西圏での乗客扱い」です。サンライズ出雲停車駅一覧(上り)を精査すると、深夜0時11分の三ノ宮駅、そして0時33分着・0時34分発の大阪駅で扉が開き、乗客が乗り込んできます。これは関西から東京方面への「最終夜行列車」としても機能していることを意味します。
上りの所要時間は約12時間13分。早朝の横浜・東京に到着した際の高揚感と、旅から日常へとシームレスに復帰できるタイムパフォーマンスの高さが、多くのリピーターを生み出しています。