Q1:海の水は、これからもどんどん塩辛くなり続けるのですか?
A1:現在の地球では、海の塩分濃度は約3.5%でほぼ一定に保たれています。川から塩分が補給される一方で、海底プレートの沈み込みによって地殻内部へと塩分が取り込まれたり、海底の堆積物として固定されたりする「排出の仕組み」が働いており、絶妙なバランスが保たれているためです。
Q2:海水をそのまま飲むと喉が渇く・危険とされるのはなぜですか?
A2:海水の塩分濃度(約3.5%)は、人間の体液の塩分濃度(約0.9%)よりもはるかに高いためです。濃い海水を飲むと、体内の浸透圧を保つために細胞から水分が奪われ、余分な塩分を尿として排出するために飲んだ量以上の水分が必要となり、深刻な脱水症状を引き起こします。
Q3:海の水からどうやって食塩を作るのですか?
A3:伝統的な製塩法では、塩田に海水を引き込んで天日や風の力で水分を蒸発させ、濃縮した塩水を釜で煮詰めて結晶化させます。近代的な工場では、電気と膜を利用してナトリウムと塩素を濃縮する「イオン交換膜法」が主流となっています。