ネット上の情報では「コサージュは時代遅れだから絶対にやめるべき」「ブローチ以外はあり得ない」といった極端な意見も散見されますが、これは半分正しく、半分はミスリードです。
コサージュそのものが否定されているわけではありません。敬遠されているのは「スーツと色のトーンが合っていない大ぶりなピンクや黄色の化繊花」であり、シックなグレーやネイビーの小ぶりなシルクコサージュ、あるいは清楚な生花のカスミソウやカメリアなどは、今なお伝統校や格式高い式典で高い品格を発揮します。
また、「アクセサリーは何でも華やかであれば良い」という誤解も危険です。大ぶりのクリスタルガラスがギラギラと光るビジューや、カジュアルに見えるプラスチック素材は、厳粛な教育の場である卒業式では悪目立ちします。あくまで「マットな艶感」「繊細な造形」を意識することが、周囲と調和する秘訣です。