医療情報コミュニティやSNSに寄せられた数千件の一次体験談を分析すると、お尻への筋肉注射を受けた患者の多くが独特の経過を辿っていることが分かります。
「針が刺さった瞬間よりも、薬液がグーッと入ってきた時の方が息が止まるほど痛かった」「打った直後は平気だったのに、帰宅して椅子に座ろうとしたら激痛で腰が引けた」という声が目立ちます。実際に筋肉注射後の痛みには2段階のフェーズが存在します。
第1フェーズは「穿刺・注入時の急性痛」であり、太い針と液圧による物理的刺激です。そして第2フェーズが「接種後6時間〜24時間後に生じる遅発性疼痛」です。薬液が筋線維を押し広げた状態で周囲に無菌性の炎症反応が起こるため、臀筋注射痛みのピーク時間は接種当日の就寝時や翌日の朝に現れるケースが極めて多く報告されています。