読者の間で「中国嫁日記は打ち切りになったのか?」という疑問が投げかけられている背景には、ライブドアブログ『中国嫁日記 Powered by ライブドアブログ』の更新状況があります。
実際、Yahoo!知恵袋やはてなブックマーク等では「ブログ漫画はもう終了ですか?」「更新してくださいと月さんが言っていた方法はどこへ行ったのか」といった読者からのリアルな声が散見されます。かつてのようなハイペースな4コマ漫画更新を期待する読者からすれば、「実質的に連載終了(打ち切り)した」と映るのも無理はありません。
しかし、出版元であるKADOKAWAや著者本人から公式に「打ち切り・連載終了」が宣言された事実は一度もありません。現在の休止状態には、複数の明確な現場的理由が存在します。
第1の理由は、執筆リソースの抜本的なシフトです。井上氏はTRPG(テーブルトークRPG)の第一人者であり、『天羅万象』『アルシャードセイヴァーRPG』『エンゼルギア天使大戦』など、ゲームデザイナーとしての重責を担っています。これらに加え、商業経済書の執筆や同人誌の原稿執筆など、収益性の高い案件に時間を集中的に配分する必要がありました。
第2の理由は、子どものプライバシー保護とライフステージの変化です。連載初期の新婚期とは異なり、子どもたちが学校に通う年齢に成長した現代において、家庭の出来事や夫婦のやり取りを不特定多数が閲覧する無料ウェブ空間に晒し続けることは、デジタルタトゥーや防犯上の観点から明確なリスクを孕みます。月さん自身の意向も含め、メディア露出の度合いを慎重にコントロールしているというのが現実的な内情です。