小泉進次郎の英語力は本物か?留学経歴と海外メディアの評価を徹底検証

小泉進次郎の英語力は本物か?留学経歴と海外メディアの評価を徹底検証

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SNSや動画共有サイトのコメント欄を覗くと、小泉氏の英語力に関する評価は真っ二つに割れています。ある層は「堂々としたジェスチャーで流暢に語る姿は歴代政治家でもトップクラス」と絶賛し、別の層は「中学生レベルの短文しか話せない」「発音に日本語訛りがあって下手」と切り捨てる。この極端な評価の二極化はなぜ起きるのでしょうか。

噂の引き金となった最大の契機は、2019年に米ニューヨークで開催された国連気候行動サミットにおける発言です。環境大臣就任直後の記者会見で発した「気候変動のような大きな問題に対処することは、楽しく、クールで、セクシーでなければならない」というフレーズは、国内メディアで「軽薄」「中身がない」と大バッシングを受けました。その結果、発言の政治的文脈だけでなく「英語そのものの拙さ」に問題があったかのように情報が歪曲されて広まった経緯があります。

しかし、当時のスピーチ動画や外国人特派員とのやり取りを言語学的な見地から精査すると、まったく異なる実態が浮かび上がります。小泉氏の英語は、複雑な関係代名詞やペダンティック(衒学的)な難解語句をあえて排し、主語と動詞を明快にしたSVO(主語+動詞+目的語)中心の短文構成を徹底しています。文法的な破綻は極めて少なく、接続詞(And, But, Because)と明快なイントネーションを駆使して聴衆の注意を引きつけるデリバリー技術は、欧米のパブリックスピーチの文法に極めて忠実です。「下手」と感じる層の多くは、文法偏重の受験英語や極端なネイティブ信仰の物差しで測っているにすぎません。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。