Q1:レモンを絞る際、皮を上にするのと下にするのとでは本当に味が変わるのでしょうか?
A1:明確に変わります。皮を下にして果肉側を上から押すように絞ると、皮の表面にある油胞から噴出する精油(リモネン)が直接果汁やグラスに混ざり合います。これにより、立ち上るシトラスの香りが格段に華やかになります。逆に、酸味だけをマイルドに効かせたい繊細なソース作りなどの場合は、皮を上にして果汁だけを静かに落とすのが適切です。
Q2:種をまったく混入させずに料理へ果汁だけを絞り切る確実な方法はありますか?
A2:中心の芯から左右に5mmずらして包丁を入れる「偏芯カット」を行えば、種が切断されずに断面の外側へ押し出されます。絞る前に目に見えている種をナイフの先端で払っておくだけで、種が料理へ落ちる事故をほぼ100%防ぐことができます。
Q3:輪切りにする際、途中で果肉がぐにゃりと潰れて綺麗な丸になりません。どうすれば良いですか?
A3:最大の原因は包丁の切れ味不足と「刃の押し付け」です。包丁を前後に大きくスライドさせる引き切りを意識してください。また、カットする30分ほど前にレモンを冷凍庫に入れて表面を少し固めるか、両端を切り落とした後にまな板と接する面を平らに安定させて切ることで、プロ並みの美しい円形スライスが切れるようになります。