夏目雅子の葬儀と最期の言葉|築地本願寺に響いた涙の真相と伝説

夏目雅子の葬儀と最期の言葉|築地本願寺に響いた涙の真相と伝説

夏目雅子の葬儀と最期の言葉|築地本願寺に響いた涙の真相と伝説の要点を詳しく解説してご紹介します。

インターネット上や一部の噂話では、「白血病そのものではなく医療ミスで亡くなったのではないか」「過度な仕事のストレスが引き金だったのではないか」といった根拠のない言説が散見されます。しかし、当時の主治医団の記録および公式発表により、死因は抗がん剤治療による好中球減少期に発症した「重症のマイコプラズマ肺炎・敗血症」であることが完全に立証されています。

そして、夏目さんの死は単なる悲劇で終わりませんでした。闘病中、抗がん剤の副作用によって自慢の黒髪が抜け落ちていくことに激しいショックを受け、バンダナやニット帽で頭部を隠しながら涙していた彼女の姿を目の当たりにした母・小達スエさんは、1993年に「夏目雅子ひまわり基金」を設立しました。

同基金は、がん治療の副作用による脱毛に悩む全国の患者に対し、医療用ウィッグ(かつら)を無償で貸与する活動を展開。これまでに数万人以上の患者の尊厳と笑顔を守り続けてきました。ひとりの女優の無念が、現代日本の医療福祉における「アピアランスケア(外見支援)」の先駆けとして結実したのです。

なお、夏目雅子さんの墓所は、夫・伊集院静氏の故郷である山口県防府市の大楽寺に建立されているほか、実家である小達家の菩提寺として東京都府中市の多磨霊園にも分骨されています。毎年、命日である9月11日には、全国から多くのファンが花を手向けに訪れています。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。