家族同様の存在であるペットと共に旅を楽しむ「ペットツーリズム」の市場が、日本国内で急速な広がりを見せている。従来は自家用車での移動が主流とされていたが、地方の観光地やリゾートアイランドへのアクセスを考慮し、空路を選ぶ旅行者が増えたためだ。それに伴い、航空輸送業界全体でもペット受け入れ体制の見直しや、ホスピタリティ向上の取り組みが本格化している。
搭乗手続きのスムーズ化や、空調完備の環境でペットを保管する専用スペースの整備など、ハード・ソフト両面での進化が著しい。旅行者にとっては、単に移動するだけでなく、旅のプロセス全体を安心して楽しめるかどうかが、利用する航空会社を選ぶ決定打となっている。