使いたい分だけサッと取り出せる「パラパラ状態」を作るには、ほんの少しの工夫が必要です。食品工場の個別急速冷凍(IQF)に近い環境を家庭で再現する2つの確実な手順を紹介します。
方法1:フリーザーバッグを使った「パラパラ冷凍法」
生のひき肉をジッパー付き保存袋に直接入れ、菜箸などを使って全体を平らにならします。袋の上から少量の油(または酒)を小さじ1程度回し入れて袋越しに軽く揉みほぐし、空気を抜いて冷凍庫へ。凍り始めて1時間ほど経った半凍りのタイミングで、袋の外から手で揉みほぐすと、一粒一粒が離れたパラパラの冷凍ひき肉が完成します。
方法2:均一な板状にする「小分けラップ&筋目テクニック」
1回分(100g〜150g程度)ずつラップの上に広げ、厚さ1cm前後の薄い板状にします。空気をしっかり抜きながらピッチリ包んだ後、菜箸で十字や格子状に深い筋目をつけておきます。こうすることで、凍った後も使いたい分量だけ手でパキッと割って取り出せるため、再冷凍による品質劣化を完全に防ぐことができます。