2018年リリースのアルバム『BIG MAMA』に収録された「ガイコクジンノトモダチ」。リリース直後から、そのフレーズは異例の注目を集めた。「君が代」「日の丸」といったキーワードが直接的に用いられ、国旗や国歌へ敬意を払うことの自明性が歌われていたからだ。キャッチーなメロディで親しまれてきた彼らが、なぜあえて国家的な象徴に触れたのか。
当時は「右傾化ではないか」という強い批判が一部から上がった一方で、「諸外国では当たり前の愛国心や自国への誇りを歌ったまで」とする擁護論も飛び交った。しかし、言葉の表面だけを掬い取っていては、彼らの真意を見誤る。日常の中に潜む漠然とした違和感をそのまま可視化することこそが、この楽曲の狙いだった。