涙なしでは聴けない感動・泣ける卒業ソングの筆頭として、長年首位を譲らないのがレミオロメンの『3月9日』です。本来は結婚祝いとして制作された経緯を持ちながらも、「新たな世界の入口に立ち」「瞳を閉じれば あなたがまぶたのうらにいる」という情景描写が、卒業という別れと旅立ちの感情に見事に重なり、世代を超えた共感を獲得し続けています。
一方で、2026年最新の卒業ソング市場に目を向けると、ストリーミング世代の感性を捉えた楽曲群が台頭しています。従来の「切なさ」「悲しさ」に重きを置いた別れの曲だけでなく、未来への決意や仲間との絆を疾走感あるビートで歌い上げるナンバーが、卒業ソングの最新トレンドとして定着しました。卒業生が歩んできた学校生活の軌跡に寄り添い、ポジティブなエネルギーで背中を押す楽曲が強く支持されています。
また、卒業式で泣けるJ-POPの人気は式典のクライマックスである合唱や退場シーンにとどまらず、教職員や保護者が制作するサプライズムービーのBGMとしても重要な役割を果たしています。メロディの美しさはもちろんのこと、ストレートに感謝を伝えるフレーズが含まれているかどうかが、選定における決定的な要素となっています。