進路指導の現場で頻発する「思い込みによるミスマッチ」を防ぐため、ネット上に氾濫する三つの誤解を是正します。
誤解1:「古川黎明は高校から入ると進学実績で不利になる」という偏見
「中高一貫校の高入生は内進生の引き立て役にされる」という言説がネット上で散見されますが、古川黎明においては当てはまりません。高校2年次以降の文理選択および応用クラス編成では、内進・外進の垣根を完全に取り払い、本人の学力と志望進路に応じた再編成が行われます。実際に東北大学や国公立大学医学部保健学科へ合格した卒業生の手記を分析すると、高校入試を経て基礎学力を固め直した高入生が多数名を連ねています。
誤解2:「愛知黎明の看護科は途中で進路変更できる」という甘い見通し
看護科に入学したものの、「やはり一般の4年制大学へ行きたくなった」と方向転換を希望する場合、カリキュラムの構造上、極めて大きな困難を伴います。高校3年間の授業コマ数は看護系専門科目に大きく割り振られており、普通科の生徒が履修する数学II・Bや物理・化学、世界史などの発展科目を履修できません。一般大学を受験するためには膨大な範囲を独学で補う必要があり、途中で専門教育から降りるリスクは想像以上に重いのが現実です。早期に専門分野を決定する覚悟が問われます。