生パイを巡るコミュニティやSNSの口コミにおいて、味の絶賛と並んで必ず話題に上るのが「綺麗に食べるのが難しすぎる」という問題です。何も考えずに上からフォークを突き立てたり、大口でかぶりついたりすると、山盛りのパイクラムと微細な粉糖が周囲一帯に飛び散り、大惨事に見舞われます。
この「食べにくさ」を解消し、スマートかつ優雅に味わうための3大テクニックを検証しました。
① スプーンディップ法(初級編)
まずはフォークではなくデザートスプーンを用意します。上部にこんもり盛られたパイクラムを、中央のカスタードクリームに軽く押し込むようにディップしながら、上層からすくい取って食べ進めます。これにより、粉糖が空中に舞い散るのを防ぎつつ、クリームとクラムの比率を完璧に保った一口を楽しめます。
② 天地逆転法(中級編)
皿の上に生パイを思い切って「上下逆さま」に配置する手法です。底面のしっかり焼き固められた硬いパイタルトを上側にし、ナイフで十字に4等分します。パイの器がクリームと粉糖を包み込む形になるため、パイクラムの飛散を最小限に抑えられます。
③ ペーパー包み込み法(出先・新幹線編)
お皿を用意できない新幹線の座席やホテルの一室では、付属のグラシン紙(敷き紙)を活用します。生パイの両サイドからグラシン紙をしっかりと持ち上げ、ハンバーガーを包み紙越しに食べる要領でホールドします。こぼれたクラムはすべて紙の内側に落ちるため、衣服を汚さず豪快に頬張ることができます。