オルゴールを選ぶ上で絶対に理解しておきたいのが「弁数(べんすう)」の違いです。弁数とは、音を鳴らす櫛歯(くしば)の歯の数を指し、この本数によって表現力、演奏時間の長さ、音の厚みが劇的に変わります。
最も手軽で一般的な18弁は、手のひらサイズのコンパクトなオルゴールやぬいぐるみタイプ、小樽観光のお土産に最適です。1曲あたり約12〜15秒のサビ部分をリピート演奏します。一方、23弁・30弁になると櫛歯の数が増えることで低音から高音までのレンジが広がり、メロディのタメや装飾音が加わって本格的な演奏へと昇華します。
さらに高級機とされる50弁や72弁のオルゴールでは、熟練職人が調律を手掛けた重厚な木製キャビネットと組み合わされ、まるで小さなオーケストラが目の前で演奏しているかのような豊かな倍音と余韻を堪能できます。普段聴き慣れたJ-POPやクラシックでも、弁数が上がるにつれて全く異なる感動を味わえるのがオルゴールの奥深い魅力です。