ブリーチなしモカグレージュで本当に垢抜ける?色落ちの真相と失敗しない秘訣

ブリーチなしモカグレージュで本当に垢抜ける?色落ちの真相と失敗しない秘訣

ブリーチなしモカグレージュで本当に垢抜ける?色落ちの真相と失敗しない秘訣についての疑問解決ガイドを徹底解説します。

ブリーチなしで濁りのないクリアなモカグレージュを表現する際、現場のスタイリストがどのメーカーの薬剤を選択するかは極めて重要な鍵を握ります。現在のサロン業界において「ブリーチなし 赤み消し 透明感カラー」の二大巨頭として君臨するのが、ウエラ(WELLA)の「イルミナカラー」と、ミルボン(milbon)の「オルディーブ アディクシー」です。

どちらも赤みを削る能力に秀でていますが、そのアプローチと仕上がりの質感には明確な個性の違いが存在します。

まず、イルミナカラー モカグレージュ レシピの核心は「マイクロライトテクノロジー」による金属イオン(銅)の封じ込めと、光を反射するシルキーなツヤ感にあります。モカグレージュを設計する場合、ベースの柔らかなブラウンを作る「ヌード(NUDE)」やウォームベージュの「サファリ(SAFARI)」に、赤みを完全に中和する補色として紫系の「オーキッド(ORCHID)」やシアーアッシュの「オーシャン(OCEAN)」を絶妙な比率(例:ヌード7:オーキッド2:オーシャン1)でブレンドします。これにより、光を浴びた際に髪が透けるような、極めてみずみずしい「シアーモカグレージュ」が完成します。

対するアディクシーカラー モカグレージュは、アジア人特有の赤みを骨抜きにする圧倒的な「高彩度ブルー軸染料」が武器です。ブラウンという色味すら排除し、徹底的に濁りのないクリアな寒色を追求した設計となっています。アディクシーで作るモカグレージュは、柔らかなグレージュベースを形成する「スモーキートパーズ」を主軸に、強烈なオレンジキラーである「サファイア」や「グレーパール」を少量配合するレシピが王道です。赤みを徹底的に排除した、都会的でスモーキーな「クールモカグレージュ」を求める読者には、アディクシーが唯一無二の選択肢となります。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。