大橋未歩がTOKYO MXの情報番組『5時に夢中!』のアシスタントを2023年3月で卒業した際、世間では「なぜ脂が乗っている時期に降板するのか」と疑問の声が上がりました。その背景にあったのが、夫である映像ディレクター・上出遼平氏のアメリカ移住計画です。
上出氏は『ハイパーハードボイルドグルメリポート』などの先鋭的なドキュメンタリーで国内外から高い評価を受けるクリエイター。世界を舞台に新たな映像制作へ挑む夫の決断に対し、大橋未歩は「夫についていく」という従属的な発想ではなく、「自分の人生においても、未知の世界へ飛び込む絶好の好機」と捉えました。
『5時に夢中!』の現場関係者は、当時の様子を次のように振り返っています。
「大橋さんは降板にあたり、番組サイドや共演者に対して極めて丁寧かつ誠実に説明を行っていました。『夫の夢を応援したい気持ちと同時に、自分自身ももう一度何者でもない自分に戻って世界を見てみたい』と語る彼女の目は、非常に前向きで澄んでいました。決して後ろ向きな事情ではなく、番組関係者全員が拍手で送り出す形となりました」
テレビ東京を退社した際にも語られていた「予定調和を嫌い、偶発的な出会いを楽しむ」というキャリア観が、この渡米決断にも色濃く反映されています。