ネット上では、2人に子供がいない理由に関して「過去の病気が影響したのではないか」といった真偽不明の憶測が飛び交うことがありました。しかし、これらは事実関係を混同した誤解に過ぎません。
上村愛子さんは幼少期に先天性心室中隔欠損症を患い、幼い頃に手術を経験したことを過去の手記や特集インタビューで公表しています。しかし、この疾患は適切な医療処置と自身のたゆまぬ努力によって克服され、五輪5大会連続入賞という世界最高峰の過酷なモーグル競技を全うする強靭な肉体を築き上げました。
2人に子供がいなかった最大の理由は、結婚後も双方が30代半ばまで現役アスリートとして世界の頂点を目指し、極限のプレッシャーと過酷な遠征スケジュールの中で戦い続けていたことにあります。引退後もそれぞれが社会的な責任と多忙なキャリアを担っており、夫婦でじっくりと話し合った結果としての人生設計でした。健康問題や病気の後遺症と結びつける見方は根拠のない俗説です。