ポルトガル語の「previsão do tempo(プレヴィザォン・ドゥ・テンポ)」は、日本語訳で「天気予報」「気象情報」を指します。この言葉を分解すると、ラテン語由来の「previsão(予知、予測、見通し)」、前置詞と冠詞が結合した「do(〜の)」、そして「tempo(天気、時、気候)」という3つの要素で成り立っています。
ポルトガル語学習者や実務翻訳者が最初につまずきやすいのが、「tempo」という単語の多義性です。「tempo」は英語の「time」と「weather」の双方の意味を併せ持っており、文脈によって「時間」にも「天気」にも変化します。たとえば「Não tenho tempo(時間がない)」と「O tempo está bom(天気が良い)」では、全く異なる文脈で同一の単語が機能しています。したがって、明確に「気象の予測」を示す際には、修飾を伴う「previsão do tempo」という定型句が標準的に用いられます。
ブラジルポルトガル語圏のメディアや日常会話では、ニュース番組の気象コーナーをそのまま「Previsão do Tempo」と呼ぶほか、口語では「Como vai ficar o tempo?(天気はどうなる?)」といった表現も頻繁に交わされます。