料理の最中に計量スプーンが見当たらない、あるいは洗い物中で使えないという状況でも、身近なキッチンツールや日用品の規格を把握していれば、スケールなしで正確な計量が可能です。
まず最も安全かつ簡単なのが砂糖大さじ2代用計量カップによる測定です。計量スプーンの大さじは容積「15ml」と規定されているため、大さじ2は体積として「30ml(30cc)」に相当します。200ml用の計量カップを水平な調理台に置き、カップの目盛りで30mlのラインまで砂糖を静かに注ぎ入れれば、種類を問わず正確に大さじ2杯分の体積を確保できます。上白糖であれば約18g、グラニュー糖であれば約24gがそのまま計量されます。
もし計量カップすらない場合の計量スプーンなし砂糖測り方として、飲料用ペットボトルのキャップが重宝します。日本の清涼飲料水に採用されている標準的なペットボトルキャップの内部容量は、業界規格でおよそ約7.5mlと定められています。すなわち、以下の計算が成立します。
- ペットボトルキャップ1杯(すりきり)= 約7.5ml(小さじ1.5杯分)
- ペットボトルキャップ2杯= 約15ml(大さじ1杯分)
- ペットボトルキャップ4杯= 約30ml(大さじ2杯分)
キャップの内側に汚れがないか確認して乾燥させた後、すりきりで4杯分すくって投入すれば、大さじ2杯とほぼ同一の分量を再現できます。また、一般的なカレースプーン(テーブルスプーン)は1杯ですくい取ると約10〜12ml程度になるため、「カレースプーンで軽めの山盛り2杯半」が上白糖大さじ2の目安となります。